動物病院で酸素室をすすめられたけれど、どこでレンタルすればいいの?
料金はいくらかかるの?
と悩んでいませんか。猫の呼吸が苦しそうなとき、自宅でできるケアとして選択肢になるのがペット用酸素室のレンタルです。とはいえレンタル会社は複数あり、料金体系もバラバラで比較しにくいのが実情です。
この記事では、結論からわかりやすくお伝えします。
- 猫の酸素室レンタルの料金相場と主要サービスの初月総額の比較
- レンタル料に含まれない電気代の実測値
- 失敗しないレンタル会社の選び方4つのポイント
- 申し込みから利用開始までの流れと注意点
猫の酸素室は「購入」より「レンタル」が基本

先に結論をお伝えすると、猫の酸素室はレンタルから始めるのが基本です。
理由はシンプルで、酸素室がいつまで必要になるかは、獣医師でも正確に見通すことが難しいためです。酸素濃縮器を購入すると10万円以上かかるケースが多く、短期間で不要になった場合に費用を回収できません。一方レンタルなら月額制で、不要になったタイミングで返却できます。
また、レンタルには次のようなメリットもあります。
- 購入に比べて最初にまとまった出費が発生しない
- 故障時にメーカー側が交換・サポートしてくれる
- 猫の状態に合わせてプランを見直せる
- 不要になったら返却できるため、処分や保管の手間がない
一方で、レンタルは使い続ける限り費用が発生します。長期化が見込まれる場合は、どこかの時点で購入との総額比較をしておくと判断しやすくなります。
酸素室は病気を治す機器ではなく、呼吸をサポートするための補助的なケアです。導入前に必ずかかりつけの獣医師に相談し、治療と併用する形で活用してください。
猫の酸素室レンタルの料金相場
オーツーペット:基本契約料なし・濃縮器とケージがセットで完結
オーツーペット(運営:株式会社オーツーチャージ)は、基本契約料がかからず、濃縮器と専用ケージをひとつのプランでまとめて借りられるのが特徴です。
- 基本契約料:0円
- 1か月プラン:27,500円/3か月プラン:22,000円/12か月プラン:13,200円(いずれも月額)
- 専用ケージは幅75×奥55×高54cm(当サイト実測)で、中型犬まで対応
- 酸素濃縮器は最大15L/minの出力
- 操作は電源を入れるだけのシンプル設計
- 動物病院での使用実績あり
- 申し込みの翌日に到着(当サイトで契約した際の実績)
当サイトで「1か月+ケージレンタルプラン」を契約した際の請求額は35,200円(税込)でした。

正直にお伝えすると、1か月だけ使う場合の金額としては安いほうではありません。一方で、ケージが大きく濃縮器の出力に余裕があるため、中型以上の体格や、獣医師から濃度の指示が出ているケースでは選びやすい構成です。長期利用では月額13,200円まで下がるため、使う期間が読めている場合の単価は抑えられます。

ペット用酸素室「オーツーペット」
愛犬・愛猫の呼吸の様子が気になるときや、
動物病院で自宅ケアの一環として酸素環境について相談されたときに検討しやすい、
レンタル型のペット用酸素室です。
- 初期費用0円で導入しやすい
- 月額13,200円〜(12ヶ月プラン・キャンペーン適用時)。1ヶ月プランは27,500円
- 酸素ボンベの交換が不要
- 専用ケージ付きプランも選べる(ケージ込みプランは別料金)
- 犬・猫・小動物の酸素環境づくりに対応
自宅で使えるペット用酸素室を、料金・サイズを確認しながら検討できます。
\↓料金・サイズはこちら↓/
テルコム:動物病院での導入実績が豊富
テルコムは「酸素ハウス」の名称で知られる老舗サービスで、基本料+レンタル料+オプション費用という料金体系です。地域によっては発送での対応となります。動物病院での導入実績を重視したい方に向いています。
ユニコム:短期レンタルに対応
ユニコムは2週間5,000円(税込)・1ヶ月9,000円(税込)のレンタル料に加えて、基本契約料5,000円が必要な料金体系です。初月の支払いは2週間で10,000円、1ヶ月で14,000円になります。
酸素室(ケージ)は「ペットオキシホテル」シリーズで、濃縮器との同時レンタル・購入に対応しています。2週間単位の短期プランがあり、初月の金額を抑えたい場合はこちらのほうが軽くなります。
ケージを選ぶときはサイズに注意してください。スクエアSサイズは外寸で幅50×奥60×高50cm、公式サイトではチワワやポメラニアンなど小〜中型の動物向けと案内されています。Clear Mサイズは45×55×45cmで、ハムスターや小鳥など小動物に特化した製品です。
猫であれば入るサイズですが、横になって寝返りを打つ余裕や、介助のために手を入れるスペースまで考えると、体格に対して余裕があるかを事前に確認しておいてください。 より大きいサイズを選ぶ場合は料金が変わります。
なお、濃縮器やケージを単品で申し込む場合は全国一律1,800円の送料がかかります(沖縄・離島は追加)。利用には会員登録が必要です。
失敗しない選び方3つのポイント

①「同じ条件」に揃えてから総額を比較する
レンタル料金は月額だけを見ると差がわかりにくいですが、基本契約料・ケージ代・配送料を含めた総額で比較するのが基本です。
ただし、総額を並べる前にもうひとつやることがあります。比べている中身が同じかどうかの確認です。
サービスによって、セットになっているケージのサイズも、濃縮器の出力も違います。小型犬向けのケージと中型犬向けのケージでは価格が違って当然で、安いプランを選んだ結果「うちの子には狭かった」となれば意味がありません。
比較するときは、次の順番で進めてください。
- 獣医師に、必要な酸素濃度と使用期間の目安を聞く
- 猫が横になって寝返りを打てるケージサイズを決める
- その条件を満たすプラン同士で、初月総額を並べる
- 総額に電気代を加える
参考までに、当サイトが実際に契約したオーツーペットの1か月+ケージプランは35,200円(税込)でした。他社に問い合わせる際は「この体格の猫に合うケージを含めて、初月に支払う総額はいくらですか」と聞くと、同じ土俵で比べられます。

②ケージ(酸素室本体)込みかを確認する
酸素濃縮器だけレンタルしても、酸素を溜めるケージがなければ使えません。手持ちのケージを活用する方法もありますが、専用ケージ付きプランを選べるサービスなら準備の手間がかかりません。
ケージ込みにすると料金がどれくらい上がるかは、事前に確認しておいてください。オーツーペットの場合、1か月プラン単体が27,500円、ケージ込みプランが35,200円でした。差額はおよそ7,700円です。
また、届くケージのサイズも確認しておきましょう。実際に届いたケージを採寸したところ、75cm×55cm×54cmでした。中型犬まで対応とされているサイズなので、猫であれば余裕があります。
③故障時のサポート体制を確認する
酸素室は24時間稼働させるケースもある機器です。故障時に交換対応してもらえるか、電話サポートがあるかは、契約前に必ず確認しておきましょう。
このとき、サポートの受付時間まで確認しておいてください。オーツーペットに問い合わせたところ、電話サポートの受付は20時までで、それ以降の連絡は翌日対応になるとのことでした。故障時には速やかに交換機を手配する旨が公式サイトに記載されています。
呼吸が苦しい状態の猫ちゃんにとって、機器が止まる時間は大きなリスクになります。夜間に何かあった場合にどこへ連絡するかを、かかりつけの動物病院や夜間救急も含めて事前に決めておいてください。サポート体制は料金と同じくらい重要なチェックポイントです。
④レンタル料以外にかかる電気代を見込んでおく
見落とされやすいのが電気代です。酸素濃縮器は連続運転する機器のため、レンタル料とは別に電気料金が発生します。どのサービスの見積もりにも含まれていません。
当サイトで24時間稼働させて計測したところ、消費電力量は約8.26kWh、電気代は約182円でした(単価22円/kWhの場合)。30日つけっぱなしにすると約5,454円、電力単価が31円/kWhの契約であれば約7,685円になります。1時間あたりは約7.6円なので、使用時間から概算できます。
レンタル料に数千円が上乗せされる計算です。総額を出すときは、必ずこの分を加えてください。なお1日に何時間使うかは、かかりつけの獣医師の指示に従ってください。
レンタル申し込みから利用開始までの流れ
一般的な流れは次のとおりです。
- かかりつけの獣医師に酸素室の利用を相談する
- レンタル会社に問い合わせ・申し込みをする
- 酸素濃縮器とケージが自宅に届く
- 電源を入れて酸素濃度を安定させ、猫を入れる
猫の体重や状態によって適した機種が変わるため、申し込み時に猫の状況を伝えるとスムーズです。
到着までの日数も気になるところだと思います。当サイトでオーツーペットを申し込んだ際は、決済の翌日に届きました。ただしレンタル期間の起算日は申し込み日ではなく納品日からです。
届いたあとの作業も見込んでおいてください。段ボールは2箱で届き、ケージの組み立てに約30分かかりました。工程のほとんどはケージの組み立てで、濃縮器とチューブをつなぐ作業自体は簡単です。申し込んだその日から使える、というわけではありません。
到着から設置までの流れは、申し込みから到着までを追った記録に写真付きでまとめています。

猫の酸素室レンタルでよくある質問
- 酸素室にはどれくらいの時間入れていい?
-
猫の状態によって適切な利用時間は異なります。入れっぱなしにする場合の注意点は、こちらの記事で詳しく解説しています。
- 酸素濃度はどれくらいに設定すればいい?
-
家庭用のペット酸素室で目安とされる濃度や管理のポイントは、こちらの記事をご覧ください。
- そもそも酸素室にはどんな効果があるの?
-
酸素室に期待できることと限界については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ:「いくらか」より先に「何が必要か」を決める
猫の酸素室レンタルについて、ポイントを振り返ります。
- 酸素室は購入よりレンタルから始めるのが基本
- 料金の比較は、ケージサイズと濃縮器の出力を揃えてから行う
- 短期で金額を抑えたいなら2週間単位のプランがあるサービス、体格に余裕を持たせたい・長期で使うならケージが大きくセットで完結するサービス
- レンタル料とは別に電気代がかかる。24時間稼働で30日約5,454円が実測の目安
- 故障時のサポート体制と受付時間も契約前に必ず確認する
猫の呼吸ケアは時間との勝負になることもあります。ただ、急いでいるときほど月額の安さだけで決めてしまいがちです。安く借りられても、ケージが狭くて猫が落ち着けなかったり、必要な濃度に届かなかったりすれば、費用そのものが無駄になります。
まずかかりつけの獣医師に「どれくらいの濃度で、どれくらいの期間使うか」を確認してください。その条件が決まれば、選ぶべきサービスは自然に絞られます。
実際に1か月借りるといくらかかり、何が届くのかは、レンタルの実費データに請求書と測定結果を掲載しています。

ペット用酸素室「オーツーペット」
愛犬・愛猫の呼吸の様子が気になるときや、
動物病院で自宅ケアの一環として酸素環境について相談されたときに検討しやすい、
レンタル型のペット用酸素室です。
- 初期費用0円で導入しやすい
- 月額13,200円〜(12ヶ月プラン・キャンペーン適用時)。1ヶ月プランは27,500円
- 酸素ボンベの交換が不要
- 専用ケージ付きプランも選べる(ケージ込みプランは別料金)
- 犬・猫・小動物の酸素環境づくりに対応
自宅で使えるペット用酸素室を、料金・サイズを確認しながら検討できます。
\↓料金・サイズはこちら↓/
デメリットや注意点も知ったうえで判断したい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
▶関連記事:猫の酸素室のデメリットは?後悔しないために知っておきたい注意点
参考・出典

